nbio268
lox-AMPK

資源番号 nbio268
系統名 lox-AMPK
正式名称 B6.Tg(lox-Eevee-AMPK)pT2A-lox-tdKeima-4031NES
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6J
由来 京都大学大学院生命科学研究科 生体制御学
疾患 がんなど
備考 AMPKの活性をモニターするFRETバイオセンサー(Eevee-AMPK)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウス
樹立者 松田 道行 先生
寄託者 松田 道行 先生
分譲条件 提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

AMPKの活性をモニターするFRETバイオセンサー(Eevee-AMPK)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウスである。AMPK(AMP 活性化プロテインキナーゼ) は、AMPの存在下でさまざまな蛋白質をリン酸化する酵素であり、ATP合成経路の促進と消費経路の抑制や、蛋白質合成と細胞増殖の抑制などをもたらし、癌細胞の増殖抑制効果も知られている。本マウスを二光子顕微鏡による生体イメージング観察することにより、胎児および成体のさまざまな組織におけるAMPKのキナーゼ活性を時間的、空間的に測定することが可能である。様々な組織の初代培養細胞にても十分な発現が見られることから、生きた動物でのシグナル伝達系の解析のみならず、シグナル分子をターゲットとした薬力学的解析など、創薬への応用も期待される。

注:FRET (F?rster (or fluorescence) resonance energy transfer,蛍光共鳴エネルギー移動)

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Konagaya Y, Terai K, Hirao Y, Takakura K, Imajo M, Kamioka Y, Sasaoka N, Kakizuka A, Sumiyama K, Asano T, and Matsuda M. A Highly Sensitive FRET Biosensor for AMPK Exhibits Heterogeneous AMPK Responses among Cells and Organs. Cell Rep 21(9):2628-2638. 2017 29186696

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
凍結精子 自家 Tg/+ FERTIUP 手続完了次第即日発送可能
凍結胚 自家 mix of heterozygous transgenic and wild-type EFS40 IVF 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 Cyan Fluorescent Protein, Yellow Fluorescent Protein, tandem dimer of Keima
遺伝子記号 CFP, YFP, tdKeima
genotyping 青色光(450nm前後)照射によりマウス体表面から蛍光(620nm前後)を発する(Keimaの発色)を確認する。