nbio075
LKB1-DN/B

資源番号 nbio075
系統名 LKB1-DN/B
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6J
由来 静岡県立大学 栄養化学研究室
疾患 メタボリックシンドローム
備考 骨格筋特異的にLKB1のdominant negative formを過剰発現させLKB1活性を抑制したマウス
樹立者 三浦 進司 先生
寄託者 三浦 進司 先生
分譲条件 共同研究に限る。
Animal Health Report
詳細

LKB1はAMP-activated protein kinase (AMPK)ファミリーの上流にあって、その活性を制御する酵素である。LKB1-DNマウスは、骨格筋特異的にLKB1のdominant negative formを過剰発現させLKB1活性を抑制したマウスである。骨格筋特異的にAMPK活性を抑制したAMPK-DNマウス(nbio079-082)と比較検討したところ、LKB1-DNマウスはAMPK-DNや野生型マウスに比べ、運動持久力の著しい低下が認められ、運動中の酸素摂取量と二酸化炭素排泄量も低下した。LKB1はAMPK非依存的に横隔膜機能に影響を及ぼし、運動持久力や運動中の酸素摂取量変化に貢献していることが示唆された。LKB1-DN/B,LKB1-DN/Cの2ラインあり、ライン間に差はない。

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Miura S, Kai Y, Tadaishi M, Tokutake Y, Sakamoto K, Bruce CR, Febbraio MA, Kita K, Chohnan S, and Ezaki O. Marked phenotypic differences of endurance performance and exercise-induced oxygen consumption between AMPK and LKB1 deficiency in mouse skeletal muscle: changes occurring in the diaphragm. Am. J. Physiol. Endocrinol. Metab. 305(2):E213-29. 2013 23695215
None 運動持久力と骨格筋LKB1およびAMPK活性 -横隔膜の変化-(静岡県立大学栄養化学研究室ホームページ内) None

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 serine/threonine kinase 11
遺伝子記号 Stk11 (Lkb1)
genotyping