nbio129
11Enh-Cre

資源番号 nbio129
系統名 11Enh-Cre
正式名称
略称・別名 LI-Cre, 742-Cre-Int
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 京都大学iPS細胞研究所
疾患 骨・軟骨研究用
備考 軟骨細胞特異的にCre酵素を発現するマウス
樹立者 妻木 範行 先生
寄託者 山中 伸弥 先生 先生
分譲条件 提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

軟骨細胞特異的にCre酵素を発現する。conditional transgenic mouseシステム(Cre/loxPシステム)で用いるマウスである。 Cre酵素はCol11a2(XI型コラーゲンα2鎖遺伝子)プロモーター/第1イントロンエンハンサーによって発現が制御されている。 このマウスの応用例としては,Col11a2-LacZflox-Smad7マウス(nbio127)と交配することで,Smad7を軟骨細胞特異的に発現させ,軟骨細胞分化におけるSmad7の生体での役割解明に利用されている。 整形外科運動器疾患の治療に向けた基礎研究に貢献することが期待される。

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Iwai T, Murai J, Yoshikawa H, Tsumaki N Smad7 Inhibits chondrocyte differentiation at multiple steps during endochondral bone formation and down-regulates p38 MAPK pathways. J Biol Chem 283:27154-27164. 2008 18644788

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 Collagen, type XI, alpha 2, Cre recombinase
遺伝子記号 Col11a2, Cre
genotyping Genotyping PCR protocol for 11Enh-Cre mice (pdf).