nbio178
LECT2-Tg12 (BALB/cAJcl)

資源番号 nbio178
系統名 LECT2-Tg12 (BALB/cAJcl)
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 国立感染症研究所 生物活性物質部
疾患 肝機能不全, 慢性関節リウマチ
備考 マウスLECT2を全身に過剰発現するマウス
樹立者 山越 智 先生
寄託者 山越 智 先生
分譲条件 提供承諾書が必要、共同研究に限る。
Animal Health Report
詳細

LECT2 (Leukocyte cell-derived chemotaxin 2) は、好中球走化性因子として発見されたサイトカインで、肝臓の実質細胞に特異的に発現している16 kDaの蛋白質である。LECT2は、肝機能不全、慢性関節リウマチなど多様な疾患と関連していると考えられている。LECT2-Tgマウスは、ニワトリβアクチンプロモーター(CAGプロモーター)の制御下にマウスLECT2を全身性に発現する。ライン12とライン33の2ラインがあり、それぞれBALB/cAJclまたはC57BL/6JJclを遺伝的背景に持つ系統(合計4系統)が利用可能である。33の血中のLECT2濃度は野生型の数十倍である。LECT2の生体での機能解明に有用なマウスである。

参考文献

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 knockout
遺伝子名 Leukocyte cell-derived chemotaxin 2
遺伝子記号 Lect2
genotyping