nbio196
B6-SR-PSOX

資源番号 nbio196
系統名 B6-SR-PSOX
正式名称
略称・別名 B6-CXCL16
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6
由来 京都大学大学院 生命科学研究科 高次遺伝情報学分野
疾患 免疫異常
備考 SR-PSOX/CXCL16ノックアウトマウス
樹立者
寄託者 米原 伸
分譲条件 提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

SR-PSOX/CXCL16のノックアウトマウスであり、遺伝的バックグラウンド系統はC57BL/6である。なお、BALB/cが遺伝的バックグラウンドであるBALB-CXCL16マウス (nbio197)も利用可能である。スカベンジャーレセプターとしてクローニングされた分子SR-PSOXは、NKT細胞や活性化T細胞の遊走に関わる膜貫通型ケモカインCXCL16と同一分子であり、ノックアウトマウスでは、NKT細胞の肝臓へのホーミングが阻害され、肝臓のNKT細胞数が減少している。また、このマウスでは、ConA誘導肝炎の発症が抑制される。さらにこのマウスの研究から、抗原提示細胞に発現するSR-PSOXがNKT細胞からのIFN-γ産生を促し、Th1タイプ免疫反応を誘導することに必要であることが明らかとなっている。SR-PSOX/CXCL16の活性を制御することにより、細菌やウイルスの感染時等にTh1タイプの免疫反応を制御できる可能性が考えられている。

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Shimaoka T, Seino K, Kume N, Minami M, Nishime C, Suematsu M, Kita T, Taniguchi M, Matsushima K, and Yonehara S. Critical role for CXC chemokine ligand 16 (SR-PSOX) in Th1 response mediated by NKT cells. J. Immunol. 179(12):8172-9. 2007 18056360

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 knockout
遺伝子名 chemokine (C-X-C motif) ligand 16
遺伝子記号 Cxcl16
genotyping