nbio203
FVB/N-Tg(L7ATTCT160)Bay

資源番号 nbio203
系統名 FVB/N-Tg(L7ATTCT160)Bay
正式名称 FVB/N-Tg(L7ATTCT160)Bay
略称・別名 SCA10マウス
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 Baylor College of Medicine
疾患 脊髄小脳失調症10型
備考 L7プロモーター制御下にATTCT5塩基160リピートを発現するトランスジェニックマウス
樹立者
寄託者 松浦徹 : 岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 脳神経内科学
分譲条件 利用者は研究成果の公表に当たり寄託者への謝辞の表明を行う。
Animal Health Report
詳細

難病の脊髄小脳失調症10型 (spinocerebellar ataxia type 10: SCA10) の解析用モデルマウスである。本症は、小脳失調とてんかんを主徴とする優性遺伝性神経変性疾患であり、臨床症状は多様性に富む。本症の遺伝子変異は、ATXN10遺伝子のイントロン9にあるATTCT 5塩基リピートの不安定異常伸長であり、ヒトで唯一の5塩基リピート病である。本マウスは、マウスL7プロモーター制御下にATTCT 5塩基160リピートを発現するトランスジェニックマウスである。なお、改変されたL7-GFP (PMID:11488949) を利用しており、intron 3にATTCTリピートが入っている。

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Tomomura M, Rice DS, Morgan JI, and Yuzaki M. Purification of Purkinje cells by fluorescence-activated cell sorting from transgenic mice that express green fluorescent protein. Eur J Neurosci 14(1):57-63. 2001 11488949

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 ataxin 10, Purkinje cell protein 2, Green fluorescent protein
遺伝子記号 Atxn10, Pcp2, GFP
genotyping