nbio237
Bruce

資源番号 nbio237
系統名 Bruce
正式名称 B6C3F1-Tg(pT2A-lox-tdKeima-FHA1-TQCHK2subs)
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 B6C3F1
由来 京都大学大学院生命科学研究科 生体制御学
疾患 がんなど
備考 ATMキナーゼ活性をモニターするFRET バイオセンサー(細胞質局在型)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウス
樹立者 松田 道行 先生
寄託者 松田 道行 先生
分譲条件 提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

ATMキナーゼ活性をモニターするFRET バイオセンサー(細胞質局在型)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウスである。ATMは,DNA損傷などで活性が誘導されるセリン/トレオニンキナーゼであり、細胞周期のチェックポイント機構に関与し、その異常はがん化と関連する。本マウスはCAGプロモータ下にほぼすべての組織でKeima蛍光タンパク質を発現する。組織特異的Cre発現マウスと交配することにより、組織特異的にKeima蛍光タンパク質からFRETバイオセンサーへと発現をスイッチすることができる。本マウスを二光子顕微鏡による生体イメージング観察することにより,胎児および成体のさまざまな組織におけるATMキナーゼ活性を時間的,空間的に測定することが可能である。様々な組織の初代培養細胞にても十分な発現が見られることから、生きた動物でのシグナル伝達系の解析のみならず、シグナル分子をターゲットとした薬力学的解析など、創薬への応用も期待される。なお、一般的にFRETバイオセンサーは固定標本には用いることができない。 注:FRET(F?rster (or fluorescence) resonance energy transfer, 蛍光共鳴エネルギー移動)

参考文献

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 Yellow Fluorescent Protein, Cyan Fluorescent Protein, tandem dimer of Keima
遺伝子記号 YFP, CFP, tdKeima
genotyping