nbio242
Herp KO(B6N)

資源番号 nbio242
系統名 Herp KO(B6N)
正式名称 C57BL/6N-Herpud1tmNCVC
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 国立循環器病研究センター研究所 分子病態部
疾患 循環器疾患
備考 Herpud1遺伝子をノックアウトしたマウス
樹立者 宮田敏行先生
寄託者 宮田敏行先生 (現在の担当: 小亀浩市先生)
分譲条件 指定文献の引用、提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

Herpud1遺伝子のノックアウトマウスである。Herp KO(B6N)マウスは,メンデル遺伝にしたがって正常に生まれる。本マウスの肝臓などでは,正常時および小胞体ストレス条件下で小胞体関連分解 (ERAD : ER associated degradation) に関与するタンパク質の発現が影響を受けている。また,本マウスは,肝臓のERAD基質の分解が低下しているとともに,耐糖能の障害、脳虚血に対する抵抗性の低下を示す。本マウスは,ストレス条件下あるいは病的条件下でのERADの関与を研究するための有用なモデルとして期待される。Herp (homocysteine-inducible, endoplasmic reticulum stress-inducible, ubiquitin-like domain member 1) は小胞体ストレスで発現が誘導される小胞体膜タンパク質である。なお,Herp KO(B6N)マウスの遺伝的背景系統は,C57BL/6NCrSlcである。遺伝的背景系統がC57BL/6JJcl(Nnt+/+)であるHerp KO(B6J) (nbio236)も利用可能である。

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Eura Y, Yanamoto H, Arai Y, Okuda T, Miyata T, and Kokame K. Derlin-1 deficiency is embryonic lethal, Derlin-3 deficiency appears normal, and Herp deficiency is intolerant to glucose load and ischemia in mice. PLoS One 7(3):e34298. 2012 22479592

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 knockout
遺伝子名 homocysteine-inducible, endoplasmic reticulum stress-inducible, ubiquitin-like domain member 1
遺伝子記号 Herpud1
genotyping Genotyping PCR for HerpKO(B6N) in PDF format