nbio269
lox-S6K

資源番号 nbio269
系統名 lox-S6K
正式名称 B6.Tg(lox-Eevee-S6K)pT2A-lox-tdKeima-3568NES
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6J
由来 京都大学大学院生命科学研究科 生体制御学
疾患 がんなど
備考 S6Kの活性をモニターするFRETバイオセンサー(Eevee-S6K)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウス
樹立者 松田 道行 先生
寄託者 松田 道行 先生
分譲条件 提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

S6Kの活性をモニターするFRETバイオセンサー(Eevee-S6K)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウスである。S6K(リボソーム蛋白質S6キナーゼ)は、リボソーム蛋白質S6をリン酸化する酵素であり、PI3キナーゼの下流でmTOR複合体1によってリン酸化され活性化し翻訳を促進し、細胞周期や蛋白質合成の調整に関わっていると考えられている。本マウスを二光子顕微鏡による生体イメージング観察することにより、胎児および成体のさまざまな組織におけるS6Kのキナーゼ活性を時間的、空間的に測定することが可能である。様々な組織の初代培養細胞にても十分な発現が見られることから、生きた動物でのシグナル伝達系の解析のみならず、シグナル分子をターゲットとした薬力学的解析など、創薬への応用も期待される。 注:FRET (F?rster (or fluorescence) resonance energy transfer,蛍光共鳴エネルギー移動)

参考文献

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
凍結精子 自家 Tg/+ FERTIUP 凍結精子
凍結胚 自家 mix of heterozygous transgenic and wild-type EFS40 IVF 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 Cyan Fluorescent Protein, Yellow Fluorescent Protein, tandem dimer of Keima
遺伝子記号 CFP, YFP, tdKeima
genotyping 青色光(450nm前後)照射によりマウス体表面から蛍光(620nm前後)を発する(Keimaの発色)を確認する。