nbio275
AMPAM

資源番号 nbio275
系統名 AMPAM
正式名称 B6-Tg(Eevee-AMPK) pT2A-lox-tdKeima-4031NES
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6J
由来 京都大学大学院医学研究科 病態生物医学
疾患 がんなど
備考 AMPKの活性をモニターするFRETバイオセンサー(細胞質局在型)をほぼ全身に発現するトランスジェニックマウス
樹立者 松田 道行 先生
寄託者 松田 道行 先生
分譲条件 提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

AMPK活性をモニターするFRET バイオセンサー(細胞質局在型)を発現するトランスジェニックマウスである。もともとはlox-tdKeimaを付加したマウスだったが、EIIa-Creと交配してほぼ全身でFRETバイオセンサーを発現している。AMPK(AMP 活性化プロテインキナーゼ) は、AMPの存在下でさまざまな蛋白質をリン酸化する酵素であり、ATP合成経路の促進と消費経路の抑制や、蛋白質合成と細胞増殖の抑制などをもたらし、癌細胞の増殖抑制効果も知られている。本マウスを二光子顕微鏡による生体イメージング観察することにより、胎児および成体のさまざまな組織におけるAMPKのキナーゼ活性を時間的、空間的に測定することが可能である。様々な組織の初代培養細胞にても十分な発現が見られることから、生きた動物でのシグナル伝達系の解析のみならず、シグナル分子をターゲットとした薬力学的解析など、創薬への応用も期待される。注:FRET (F?rster (or fluorescence) resonance energy transfer,蛍光共鳴エネルギー移動)

参考文献

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
凍結精子 自家 Tg/+ FERTIUP 手続完了次第即日発送可能
凍結胚 自家 mix of heterozygous transgenic and wild-type EFS40 IVF 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 Cyan Fluorescent Protein, Yellow Fluorescent Protein, tandem dimer of Keima
遺伝子記号 CFP, YFP, tdKeima
genotyping 青色光(450nm前後)照射によりマウス体表面から蛍光(530nm前後)を発する。