nbio305
C57BL/6N.129/SvJ-Slc3a2tm1

資源番号 nbio305
系統名 C57BL/6N.129/SvJ-Slc3a2tm1
正式名称
略称・別名 CD98 floxマウス
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 国立成育医療研究センター研究所 実験動物管理室
疾患 CD98研究
備考 Slc3a2遺伝子のExon 3をloxP配列で挟んだマウス
樹立者 津村秀樹 先生
寄託者 津村秀樹 先生
分譲条件 提供承諾書が必要。利用者は,研究成果の公表(論文等)にあたり,最初の一報のみ寄託者を共同著者にする。
Animal Health Report
詳細

CD98は,かつて4F2抗原とも呼ばれていた重鎖(CD98hc,SLC3A2)と軽鎖からなる蛋白質で, アミノ酸輸送やリンパ球の活性化,細胞融合制御,接着因子との関連等の機能が報告されている。 CD98hcのノックアウトマウスは胚性致死であることから(PMID:12927796),Slc3a2遺伝子のExon 3をloxP配列で挟むように作成されたマウスが,この系統である(PMID:22624878)。 Cre recombinaseを発現するマウスと本系統との交配によりconditional KOが導入できる。 本系統は129系ES細胞(EW4株)に由来し,C57BL/6Nへバッククロスされている(寄託時点でN=18)。 様々な組織におけるCD98hcの機能の研究に有用である。

参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Tsumura H, Suzuki N, Saito H, Kawano M, Otake S, Kozuka Y, Komada H, Tsurudome M, and Ito Y. The targeted disruption of the CD98 gene results in embryonic lethality. Biochem. Biophys. Res. Commun. 308(4):847-51. 2003 12927796
Tsumura H, Ito M, Li XK, Nakamura A, Ohnami N, Fujimoto J, Komada H, and Ito Y. The role of CD98hc in mouse macrophage functions. Cell. Immunol. 276(1-2):128-34. 2012 22624878

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
凍結精子 自家 Heterozygous FERTIUP 手続完了次第即日発送可能
凍結胚 自家 mix of KO/+ and wild-type EFS40 IVF 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 conditional knockout
遺伝子名 solute carrier family 3 (activators of dibasic and neutral amino acid transport), member 2
遺伝子記号 Slc3a2(CD98hc)
genotyping