nbio307
TH-Luc 176

資源番号 nbio307
系統名 TH-Luc 176
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6J Jcl
由来 奈良先端科学技術大学院大学
疾患 ダイオキシン等の毒性の解析
備考 ThエンハンサーであるAHRE-IIIとThプロモーターによって発現するc-myc-tag付きのルシフェラーゼを発現するトランスジェニックマウス(3ライン有り)
樹立者 菅野美津子 先生
寄託者 菅野美津子 先生
分譲条件 指定文献の引用。提供承諾書が必要。
Animal Health Report
詳細

ダイオキシン関連化合物の毒性は,主にアリルハイドロカーボン受容体(AhR)シグナル経路により仲介される。 AhRの結合モチーフとしてAhR-responsive element III(AHRE-III)があり,このモチーフはTyrosine hydroxylase(Th)の上流にコードされている。 Th-Lucマウスは,ThエンハンサーであるAHRE-IIIとThプロモーターによって発現するc-myc-tag付きのルシフェラーゼを発現するトランスジェニックマウスで(下図参照), このマウスを用いるとアリルハイドロカーボン受容体活性化物質(ダイオキシン,PCB,ベンツピレン等)の暴露によるドーパミン神経細胞への影響を調べることが出来る。 176系,177系,183系の3サブラインある(導入コピー数が異なる)。文献では176系が使用された。

  • Transgeneの構造


参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Tanida T, Tasaka K, Akahoshi E, Ishihara-Sugano M, Saito M, Kawata S, Danjo M, Tokumoto J, Mantani Y, Nagahara D, Tabuchi Y, Yokoyama T, Kitagawa H, Kawata M, and Hoshi N. Fetal exposure to 2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxin transactivates aryl hydrocarbon receptor-responsive element III in the tyrosine hydroxylase immunoreactive neurons of the mouse midbrain. J Appl Toxicol 34(2):117-26. 2014 23296914

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
凍結精子 他機関 Tg/+ (Hemizygous) 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子名 Mouse tyrosine hydroxylase enhancer/promoter, fire fly luciferase, SV40 PolyA,c-myc-tag
遺伝子記号 Th
genotyping