nbio361
Bloc1s6-KO

資源番号 nbio361
系統名 Bloc1s6-KO
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6N
由来 医薬基盤・健康・栄養研究所 疾患モデル小動物研究室
疾患 色素異常
備考 ヘルマンスキー・パドラック症候群の原因遺伝子の一つ,Bloc1s6をノックアウトしたマウス
樹立者 鈴木治
寄託者 鈴木治
分譲条件 提供承諾書が必要。共同研究に限る。
Animal Health Report
詳細

指定難病の眼皮膚白皮症(告知番号164)の一種,Hermansky-Pudlak syndrome(ヘルマンスキー・パドラック症候群)の原因遺伝子の一つ ,Bloc1s6 をゲノム編集(CRISPR/Cas9)によりノックアウトしたマウス。Bloc1s6遺伝子のコーディング領域の2カ所にgRNAを設定して,コーディング領域の前方付近を欠失させて作成した。ホモKO個体では,C57BL/6Nマウス(B6マウス)に比べて,被毛の淡色化が観察される(写真参照)。HPSのモデルとして活用が期待される。なお,このBloc1s6-KOマウスでは高率に斜頸が見られる。これは耳石(otolith)の異常と考えられる(Erway et al., 1971)。

  • 被毛色の比較


参考文献
Authors Title Journal Year PMID
Erway LC, Fraser AS, and Hurley LS. Prevention of congenital otolith defect in pallid mutant mice by manganese supplementation. Genetics 67(1):97-108. 1971 5559839

保存情報

保存情報
資源種類 自家/他機関 遺伝子型 凍結方法 作出方法 分譲までの期間
生体 約2ヶ月

遺伝子情報

遺伝子情報
作出方法 knockout
遺伝子名 biogenesis of lysosomal organelles complex-1, subunit 6, pallidin
遺伝子記号 Bloc1s6
genotyping